2002.5.23. last revised 2022.3.3.

「物理化学研究室の歌」

昔、物理化学研究室には、当時の堀場先生の作詞になるところの研究室の歌がありました。 ぼくも先輩方が歌われているのを聞いたことがあります(レコードもアリ)。 当時の雰囲気を理解する縁(よすが)として、ここで紹介しておきましょう。

LABOSONGX

物理化學研究室の歌

落合朝彦作曲
京大合唱團編曲
堀場敎授作詞


花の霞をよそにして
眞理の宮の扉をば
吾開かんと雄々しくも
獨り見つむるは
マノメーターの針の動き

(繰り返し)
嗚呼眞理求めて
共にいそしむ勇士幾名
唯一すじの道を辿る
望みに若き我等のラボラトリ


黄金熔さん強き陽に
涼しき海の誘惑も
吾には何んぞラボラトリ
温度はたぎる
ナイターバスの600度


錦あやなす樹の間より
冷たき石の部屋にゐて
我が想を練る計算機
氣はさえかへり
カチカチの音我なつかしむ


膚つんざぐ冬の夜に
さしこむ月の影さむく
獨り見守る還元爐
我等の誇り
テオリーなる日將に近し


******* 今となっては意味不明と思われることに注釈を入れれば、

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