さる9月9日(木)に、理学部支部の平和ビアパーティーが、盛大に執り行われました。蒸し暑く、ビールのおいしい日でもありましたが、ニコニコと元気にビール係を務める鈎さん(元地球)など懐かしい顔も見受けられ、何かとあわただしく、またギスギスしがちな日々の中、心地よい憩いのひと時でありました。設営に、また後片付けにあたられた皆さん、どうもありがとうございました。今回のいちょうでは、その模様について何人かの方から寄稿いただいております。
今朝配られた"いちょう"の文字を見たとたん、その記事を読むより先に、吉村洋介さんの大きな顔がうかんだ。『ビァパーティーの感想を頼まれてたんだ!』という訳で、"感想文"を少し。
化学分会、最近は手軽に出来る水餃子を出しています。今回は、それにプラスして、大槻氏のお手間入りの、玉葱スライス&ポテトチップ&大槻氏宅のお庭に生える安全な青紫蘇入りサラダを、提供しました。昔々、勤務時間中に用務員室のお台所を借りて、先生や学生さんにまで手伝ってもらい、一所懸命、海老フライを作っていた時がありました。呑気だった頃の事、お顔を見ることが出来なくなった方達の事を懐かしく思い出しながら、楽しく売り子さんのお手伝いをさせていただきました。仕事量も年々増え、忙しくなるばかりの毎日です。普段の職場では味わえない、職組の方達のくつろいだ空気は、さすがに昨日今日に出来るものじゃないなぁと、長い歴史と、時間の流れを感じました。久し振りにお手伝いさせてもらった者にまで、楽しく心地良い時間でした。ありがとうございました。
ちなみに、赤を出さずにちゃんと貢献できたのかしら、、、。儲ける事を考えずに売っていたのでちょっと心配。
日ごろ忙しく走り回っていて、なかなか立ち止まってよもやま話を交わすこともできない昨今、売ったり飲んだりしながらの交流は貴重なことと思います。
大学の独立行政法人化をはじめ、公務員制度の改革、調整手当て、年金の見直しなどなど、問題が積もり、矢継ぎ早に畳み込んで不安な法案が通っていきます。日常的に言うに言われないストレスを感じますが、教員の方も、行政職もいっしょになって、日ごろなかなか話せないことをざっくばらんに話し合えるいい機会だと思います。特に今年度本部の委員長を務めていただいている物理の坂本さんが、口角泡を飛ばして事務室の管理職の方々と今の情勢について説明されていたのが印象的でした。
会場で吉村一良元支部長が、学生さんを従えて、いつものおだやかな風体で飲んでいるところを捕捉。一緒にいた学生さんに、学生・院生から見たビアパーティーについて、一筆書いてもらいました。
夜、研究室で用事をしていると、「おい、カジ、ちょっと来てくれ」と、ゼミの先生に呼ばれた。「はい、何でしょうか?」「ビアパーティーに行かないか。俺、行くって事務の人に約束したし」。学部生の頃はこのビアパーティーの存在すら知らず、今年もこんなことやっているのかと思ったくらいで気にもかけていなかった僕が、先生に連れられて行くと、理学部の玄関前はお祭り会場にさまがわりしていた。
「俺がおごるからさ、どんどん飲んでくれ」そう言われてまずビールを注文。この日のために残っていてくれたような暑さの中で飲むビールのうまいこと。しかもただで飲ませていただいて、言うことなしである。各教室の売り場では、「これ、大サービス!!」「安いよ、安いよ!さあ、買ってって」と、威勢のいい声が飛びかい、その声につられて買い物。「うまい!」さすがにお互い教室ごとに自信作を出しているだけのことはある。
「ああ、おいしかった。ごちそうさま。」…でも待てよ。そういえば学生はあまりいなかったな。もっと学生にアピールして盛大に催してほしかったな。僕も呼ばれなければこんなすばらしいパーティーに行くことはなかっただろうし… そう思いながら、ほろ酔い気分で研究室に戻る僕であった。 また、来年も飲みに行きますので、よろしくお願いします。その時は理学部玄関前を占拠して屋台を連ねるようなビアパーティーになっていることを期待しています。