11月、職組の多彩な取り組みが次々と行われました。そうした取組みに参加された方々の感想を一言ばかりずつ紹介します。まずは、理学部2号館第1講義室で行われた、「ペイ・エクイティ」(=「賃金の公平」とでも訳するのでしょうか)をテーマにした女性部“秋のつどい”。
11月13日(土)、参加者20名と例年より若干少ないですが女性部の“秋のつどい”が行われました。
講師として商社に勤務されていて、女性と男性の賃金差別について(同一価値労働同一賃金)運動をされている越堂静子さんに来ていただきました。
私としては、初めて聞く言葉ばかりでとまどいながらも、なんとか話についていきました。同じ公務員でありながら、他省庁と賃金の差があることや、日本と外国での違いがわかりました。
少し難しかった(と思うのは私だけなのかもしれません)ですが、他の職場での話など聞けて勉強になったと私自身は思います。
次回は、もう少し勉強してから参加したいと思います。
いささか遅まきながらも理学部支部で、介護保険の学習会が取り組まれました。安井病院から実際に現場で働いておられる方を講師に招き、内容の濃いものでした。昼休みの短時間の取組みでしたが、会場の2号館103号室は30人もの熱心な聴衆で埋まりました。なお参加者の9割方は女性。介護の問題の背景には、男女問題が存在していることを、端無くも示すものでもありました。
介護保険制度は40歳以上の全ての人が対象に生涯保険料を納め、且つケアを利用する人が利用費用の1割を負担することで運営される。しかし制度導入後、介護の必要な全ての人が現在と同様のケア利用は難しい。
いざ急に介護を受けるとなった時も、希望通りのケア利用は難しい。保険者は国ではなく市町村である。住む市町村によっての格差は必ず出てくる。 果たして京都市はどうなのか?!「保険料払って介護無し」では困る。どうせやるなら、もっと充実させてから始めて欲しいと思った。
お昼の短い時間でしたが、被保険者となった時に戸惑わなくてもよい程、介護保険の中身がわかりました。