いちょう No. 95-10 95.11.21. No. 95-11 95.11.30.

定員外職員問題についてのメッセージ


空きポストは定員化で

教育・研究の現場は、仕事量の増大と支援職員の不足のため、大変な状況にあります。 理学部は定員外職員の定員化がほとんどなかったため、長期に働く定員外職員が多くおります。 仕事だけは定員並で、病気休暇、夏季休暇、介護休暇、育児休暇 etc ・・・ もなく、年間の給与を見ても200万円以上の差があります。 一人でも定員外職員をなくすために、空きポストは定員化で是非してほしいです。 (M)


頑張れば報われるように

私たちも頑張れば報われるよう一人でも多くの定員化を切望します。 M.K.


せめて退職金を

昭和52年に職業安定所の紹介で採用されて以来、総長発令のまま働き続けてきました。 今後、身分の保障もないので更に何年働くことができるのか不安です。 先日、年金の学習会に参加して、余りに低い年金額にがっかりしました。 せめて(定員並とはいいませんが)退職金も支給されたらと思います。


総長発令(日々雇用職員)の定員化を実現させよう

欠員が生じれば、必ず総長発令(日々雇用職員)の定員化を要求してきた。 この要求を何年がかりでしていることか!!

いつも、いつも志半ばであきらめて実現させなかったのは、教室か、理学部当局か、京大当局か、はたまた・・・・・?

定員削減が始まって以来、なかなか欠員の出来るチャンスはなかった。 それが今年度二つも欠員になった。 その欠員を総長発令で埋める努力をするのは当然だと思う。 今、最もいいチャンスなんだから、何も削減の用意をしておくことはない。 また総長発令職員が高齢化してきたら難しいと言う言い分があるかもしれない。 しかし、定員化の要求は今、初めてしている訳ではないのだから、これを機会に全学挙げてでも総長発令職員の定員化を実現させることを強く望むものである。 (平井栄子)


定員外職員の定員化に積極的な働きを

文部省は定員外職員問題は「定員化しかない」と言明しているのですから、定員化できる条件(欠員、空ポストなど)があるときは、あらゆる努力を払うのが当然です。

本部事務局(人事課)は定員化について「(部局から)相談がない」と言っています。“門前払い”がこれまで横行していましたから、部局からは敷居が高いのかもしれませんが、粘り強く働きかけることが重要なのではないでしょうか。

大学の一般事務では、定員削減の上に加えて、改革・改組を始め、政治、経済、社会の複雑化を反映して、事務内容も多岐にわたり、仕事量も大幅に増加しています。そうした中で専門職員の配置も行われ、また問題も残しながら事務組織の見直しも始まっています。

定員外職員はこうした中で、定員と同じ仕事を受けもっています。特に、定員外職員は配置換を受けるがほとんどなく、それだけに定員以上に、その仕事・職場を熟知しているのが現状です。仕事・職場を熟知しているという点での定員外職員の専門性は、複雑化する職場の中でこそ一層、その重要さを増しています。

学部当局の積極的な働きを期待するものです。 (中央事務 仲 豊廣)


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