2022.11
吉村洋介
化学実験 資料編
物質・材料の引火点・発火点
種々の物質・材料の引火点を表 1 に、発火点を表 2 にまとめておきます
(理科年表 2006 によります)。
これらの数値はいずれも目安であり、測定法によりかなり異なる値となります。
表中、特に二硫化炭素の発火点の低さには注意していただきたいところです。
表 2.種々の物質・材料の発火点
物質・材料 | 発火点 /°C |
水素 | 500 |
メタン | 537 |
二硫化炭素 | 90 |
鉱油 | 250~280 |
アセトン | 469 |
アニリン | 615 |
黄リン | 30 |
赤リン | 260 |
硫黄 | 232 |
ポリプロピレン | 201 |
メラミン | 380 |
テフロン | 492 |
古タイヤ | 150~200 |
木材 | 250~260 |
新聞紙 | 291 |
木炭 | 250~300 |
ココア | 180 |
表 1.種々の物質・材料の引火点
物質・材料 | 引火点 /°C |
ジエチルエーテル | -45 |
ガソリン | < -43 |
石油ベンジン | < -40 |
二硫化炭素 | -30 |
アセトン | -20 |
トルエン | 4 |
メチルアルコール | 11 |
エチルアルコール | 13 |
キシレン | 27 |
灯油 | 40~60 |
軽油 | 50~70 |
重油 | 60~100 |
アニリン | 70 |
ナフタレン | 79 |
ニトロベンゼン | 88 |
ごま油 | 289~304 |
菜種油 | 313~320 |
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