2003.12.10.
気体の粘度の実験1988-89

書棚を整理していたら、15年前、1988、89年の2年間、学生実験で行っていた気体の粘度についての実験の記録が出てきました。 ファイルを眺めがら、何も知らないなりに、あれこれこの実験課題を考えた自分をなつかしく思い出しました。

教官なるものになって初めて学生実験の担当になったとき、今から考えれば乱暴な話ですが、学生実験の会議で「君は何でもいいから気体についてのテーマを考えたまえ」ということになりました。 そこで最初の年は気液の臨界挙動を、そして2年目、3年目はこの気体の粘度を取り上げたのでした(この次の年、学生実験の改訂が行われ、ぼくは幸運にも(?)分析化学実験の担当に変わることができました。分析化学実験はまったくの専門外で大変ではあったけれど、物理化学実験のセクショナリズムの強い空気から離れて充実感がありました)。 ここではそのアウトラインと、結果についてまとめておきます。


気体の粘度の実験1988-89


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