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2005.8.26.
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2005.9.1.
ビリアル定理夜話
このお話は、2005年8月に開かれた第17回液体の化学夏の学校の余興としてお話したものに、 加筆・再構成したものです。 ビリアル定理というものの姿かたちを、 いくらかなりとも理解していただけるよすがとなれば幸いです。
1.はじめに
2.ビリアル定理とは?
2.1.クラウジウスのビリアル定理
2.2.ビリアル状態方程式への最後の一歩
2.3.混合系でのビリアル定理
2.4.ビリアル定理の拡張
3.ビリアル定理のひろがり
3.1.ポテンシャルエネルギーと運動エネルギー
3.2.ランジュバン方程式
4.ビリアル定理から見た圧力の諸相
4.1.溶媒と相互作用しない溶質分子
4.2.剛体壁近傍の分子の密度と圧力
5.ビリアル定理と状態和
5.1.ビリアル定理の限界と状態和の方法
5.2.状態和の方法の限界
5.3.母関数の方法では見えない風景を
6.おわりに
参考文献
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