ここで紹介するのは、2006年8月30日~9月1日に開かれた第18回液体の化学夏の学校の余興としてお話したものに、 大幅に加筆・再構成したものです。 まだ標準的な液体論の手法の確立しない時代、 1次元剛体棒流体をめぐって展開された Zernike と Prins の議論に沿う形で、 1次元流体の世界を皆さんにお届けしようと思います。