ここで紹介するのは、ぼくの学位論文です(原報は京都大学のリポジトリーに収められています)。 1985年の12月25日、何とか脱稿した時の高揚した気分は今も覚えています。 以前 HTML 化したものを MathJax を使って書き直すとともに、 章番号の不備等を訂正(6.4節が2つあった!)しました。 「体積」や「圧力」など、一見自明な概念と格闘した、 あら削りだけれども、若々しい気迫が懐かしく、愛おしいです。

2022.3 吉村洋介

体積変化の化学の物理化学的基礎

目次

第0章 はじめに

第1章 部分分子容・体積変化の形式論

第2章 液体の構造性と体積変化

第3章 液体のファンデルワールス描像と体積変化

第4章 剛体球流体中の化学反応にともなう体積変化

第5章 部分分子容の加成則

第6章 体積変化と部分分子容の加成則

付録

補注

参考文献


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